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不安症・恐怖症外来

当院では、「不安症・恐怖症外来」を行っています。


不安や恐怖は、私たちの身を守る警戒反応として本来備わっているものですが、強すぎる不安が日常の行動を制限したり、理由の分からない恐怖が仕事・学業・家庭生活へ影響を及ぼす場合、医学的なアプローチが非常に有効です。

本外来では、精神科専門医による精密な評価と、最新ガイドラインに基づく薬物療法を中心に、患者様一人ひとりの症状特性に合わせた治療戦略を設計します。
「初めて精神科を受診する」という方にも安心していただけるよう、丁寧で透明性のある説明を心がけています。

 


対象となる主な症状・疾患

不安症全般

  • 全般性不安症(GAD):慢性的・持続的な強い不安や心配が続く

  • パニック症:突然の動悸・息苦しさ・「このまま倒れるのでは」という恐怖

  • 社会不安症(社交不安障害):人前での会話・食事・発表などで強い緊張が生じる

  • 強迫症:確認行為や不合理と分かっていても止められない思考や行動

  • 広場恐怖症:逃げられない状況への恐怖から外出が難しくなる

特定の恐怖症

  • 高所・閉所・暗所への恐怖

  • 血液・注射・医療行為への恐怖

  • 動物・昆虫・特定の環境への恐怖

  • 運転・飛行機・電車など乗り物への恐怖

  • 病気・身体感覚に関する過度な恐怖

このほか、「説明のつかない不安が続く」「身体症状ばかり出て困っている」といったケースも対象となります。
症状の名称に心当たりがなくても、どうぞご相談ください。

 


当院で行う主な治療

1. 科学的根拠に基づく薬物療法

  • SSRI・SNRI を中心とした第一選択薬

  • 身体症状(動悸・震え・発汗など)への補助療法

  • 必要最小限・短期間での抗不安薬の使用方針

  • 副作用への丁寧な説明とフォロー

薬物療法は、症状の悪循環を断ち、日常生活を立て直すための“土台”を整える役割を担います。

2. 個別の症状に合わせた治療設計

  • 発作の頻度・誘因の特定

  • 不安を悪化させる行動パターンの分析

  • 日常で実践できる対処スキルの提案

  • 身体感覚への過敏さに対するアプローチ

診察時間内で実践的なアドバイスを行い、患者様が症状に振り回されない状態を目指します。

3. 他疾患との鑑別と総合サポート

不安症は、うつ病、双極性障害、発達特性、自律神経の不調、甲状腺疾患などと併存することが少なくありません。
適切な治療を行うためには、正確な鑑別と包括的な評価が不可欠です。

当院では、精神科の専門的知見をもとに、広い視野での診断と治療を提供いたします。

 


受診を迷われている方へ

「こんなことで相談してもいいのだろうか」
「薬に頼るのは怖い」
こうしたお気持ちは、多くの患者様が抱えてこられたものです。

不安症・恐怖症は、適切な治療によって改善が期待できる疾患です。
我慢し続ける必要はありませんし、むしろ早期に介入することで、社会生活の質(QOL)は大きく向上します。

一歩踏み出すことそのものが難しい治療領域であることを十分に理解しており、患者様のペースに寄り添いながら進めてまいります。

 


受診の流れ

  1. WEB またはお電話での初診の予約
     混雑状況に応じて柔軟に対応いたします。

  2. 初診・問診
     症状の経過、背景、生活への影響を丁寧にお伺いします。

  3. 医学的評価と治療方針の提示
     負担の少ない選択肢からご提案します。

  4. 治療開始(薬物療法・生活サポート)
     副作用や不安へのフォローもこまめに行います。

  5. 定期的な経過観察
     症状の変化に応じて調整し、無理のない回復をサポートします。

 


よくあるご質問(FAQ)

Q. 初めての受診でも大丈夫ですか?
A. 多くの方が初診からのスタートです。専門医が丁寧にサポートいたします。

Q. 薬に抵抗があります。相談だけでも可能ですか?
A. もちろん可能です。治療方針は必ずご本人と相談して決定します。

Q. 発作が出てしまうのが不安です。受診は問題ありませんか?
A. 受診中に不安が強まる方も珍しくありません。安全に対応いたしますのでご安心ください。

Q. どれくらいで効果が出ますか?
A. 多くの方は数週間〜数か月で改善が見られますが、個人差があります。経過を見ながら丁寧に調整します。

 

 

 

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